②当社について

2003年創業時から現在に至る軌跡

ここではDさんとFさんに、デリバリーコンサルティングの軌跡や、社内の雰囲気についてお話頂ければと思います。

デリバリーコンサルティングは阪口社長が2003年に作った会社です。創設当初は「株式会社デリバリー」という名前で、「ITの会社としてシステムをしっかりとデリバリーする」ということを社名にしました。当時はシステム構築とか、SIと言われるところをやっている会社でした。そして2005年にベトナムにオフショア拠点を設け、低コスト・高品質のSIをやっていく会社としてモノづくり中心にやってきました。

なるほど、現在とは社名もサービス内容も少し違いますよね。そこから現在の社名になった経緯は何でしょうか。

当時の事業を続けていく中で、僕たちが当たり前に行っている要件定義や提案が他のモノづくりしている会社と違うということや、一部コンサルティングしている部分があり、よりお客さんに近いところでコンサルティング業務を行っていこうという考えになり、サービス変更とともに社名を「株式会社デリバリーコンサルティング」と変更することになりました。

現在の拠点は日本だけですよね。

そうですね。オフショア開発というビジネスモデルが、会社の目指すべき方向性と異なってきたので今は無くなりました。この1~2年では、DX支援、それに紐づくクラウドサービスを織り交ぜたモノづくり、技術・アーキテクチャの支援を行っています。

社内に息づくデリバリーフィロソフィー

僕は、「行動指針(デリバリーフィロソフィー※)」として掲げられている会社の理念が、ただ掲げてあるだけのものじゃなくて、ちゃんと息づいているなと思います。

それは中途で入っている身からしてもすごく思います。理念が理念で終わってないですよね。全部役に立ってるなって思います。何より上に物が言いやすいです。一応ルートはあるんですけど、ルートに縛られず「この話はこの人に話したいな」という感じで話せるのが、すごく良いと思っています。

よく現場とかでありがちなのが、何かを言った人が「じゃあ君言い出しっぺだからよろしく」、みたいな感じで雑な振り方されるとかいうことがないですよね。ちゃんと受け取って一緒に検討してくれるので、その辺は働きやすい要因だなと感じますね。

どれだけコンサルティングやってます、って言ってもちゃんとモノづくりもしているところは、会社の生い立ちでもあるので今後も大切にしていきたいなと思いますね。

③入社理由と入社後のイメージの変化

一番多かった決め手は社内の雰囲気の良さ、あとはお菓子?!

入社理由としては、モノづくりが出来ることと、またその知識を得たうえで将来的には営業をやりたいと思っているので、会社の説明会でそのキャリアパスが実現できそうだなと感じたことが入社したいと思った理由ですね。あとはあまり大規模じゃない方が自分の性格に合っているかなと思ったので、第一志望でデリバリーコンサルティングに就職したいと思いました。入社してからは思っていた通りのことをさせてもらえていて、感謝しかないです。

就職しようと思った理由はデリバリーフィロソフィー(現・行動指針)に共感して、面接に行った際に社員の方とお話しているとデリバリーフィロソフィーが活きていることを実感したことですね。私は福岡オフィスの所属なんですが、面接の時とにかく楽しくて、自分の可能性を広げられそうだなと感じたことですね。入社してからもいいイメージが崩れることはなくて、社員の皆さんがすごく話しやすくていいなと思っています。

転職するきっかけは、前職で一緒に働いていた上司がデリバリーコンサルティングにいて、紹介してもらったことでした。前職は残業が80~100時間くらいあってすごく大変だったので、残業が少ないことも事前に聞けて安心して入社を決められました。入社してからも、残業なしで効率よく作業するために、それぞれに任せるのではなく、上司も一緒に考えてくれるところがすごくいいなと思いました。あとは会社に水とか冷蔵庫とか、お菓子が置いてあるのもすごく最近のIT会社っぽくていいなと思いました(笑)

一次面接のときに自分の仕事の価値観に合ってそうな会社だなと感じました。面接担当の方がすごく話しやすくて、きっと入社してもこんな感じなんだろうなと想像できたので、就職したいと思いました。あとはBBQとかボーリング大会とかのイベントがないのも自分にとってはいいですね(笑)

同じような規模感のIT企業も色々説明会を聞きに行ったんですが、デリバリーコンサルティングの社員の方が一番話しやすかったことですね。あとは社長の話もシンプルでわかりやすくて、信頼できるなと感じたことです。入社してからも想像している通り社内の雰囲気が良くて、入社してよかったなと思いました。

④担当案件の紹介

幅広い案件で自分のスキルを磨く

某医療系団体のポータルサイトの設計と開発を行いました。そのあとに社内プロジェクトで収支管理ツールの開発を行いました。いまは某大手企業の自動学習サーバの開発を行っています。

新卒の場合は、入社してから社外研修も受けてたよね?コロナ禍での研修だったから、オンラインで研修したの?

そうです。4~6月が社外研修で、6月はe-learningのプログラミング学習サイトを作成しました。4・5月は完全にオンラインで、6月は週に一回出社して同じグループの人と一緒に作業して、他の日はGoogle hangouts meet(現Google Meet)を使って画面共有しながら進めていきました。

私は中途採用なので、社外研修はありませんでした。前職ではJavaをやっていたんですが、入社してから最初の案件でPHPが必要だったので2週間くらいPHPの学習をして、そのまま案件に入りました。現在も同じ案件に継続して参画しています。

入社して半年は、某化粧品会社さんでPMOとして、社内のいくつかの開発案件の中で進捗の取りまとめたり、お客さんに課題を聞いたりしていました。そのあとは某IT大手企業さんで2年間以上案件でSNSを使ったマーケティングや情報配信を行うソリューションを取り扱う部署にPMOとして参画していました。そのあとはSales forceの案件をして、現在は某自動車メーカーさんの開発PMをやっています。

最初は某食品系会社の受発注在庫管理システムのリプレースを管理していて、リリース前にリーダーを任されました。そのあとは同じ案件でプロジェクトリーダーの立場で保守運用を行っていました。後半はメンテナンスが増えて大変だったんですけど、データベースは得意なので楽しかったですね。そのあとは色々な案件に参画していますが、案件によってその業界についての勉強になるので面白いですね。

新卒で入って研修を受けてから、先ほどKさんから話が出てた某食品関連の大手企業の案件にテスト要員として入りました。次の案件では元々技術やりたい、といっていたこともあって、違う案件でアーキテクチャチームとして基盤のプログラムを作ったり設計書を書いたりしました。その案件は開発から保守まで担当して、2~3年くらいいました。それ以降の案件ではアーキテクチャを見ながらプロジェクトリーダーをするという形で案件に参画することが多いですね。

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