⑤これからのデリバリーコンサルティング

今後デリバリーコンサルティングが担うべき使命とは

クライアント企業様のDXを支援していく、ということは今後も変わりないです。変化という点では、会社としては大きくなっていきます。売り上げが増えますとか、従業員が増えます、ということですね。
会社が大きくなっていく過程で行うべき使命は、社会貢献することなんですよね。サービスを提供することで、社会が発展するとか、便利になることの一役を担っていく会社になることがこれから行っていくべきことの1つだと言えます。

具体的にどういうDX支援を行っている会社だと言えるでしょうか。

支援の方法って色々あるじゃないですか。全体の進行を支援することなのか、モノづくりにおいて足りないピースを埋めることなのか、それらを全部ひっくるめてお客さんのゴールを設定して、完結まで持っていくことなのか。どの方法だったとしてもお客さんのゴールに寄り添えることが1番なのは変わりないですね。
もはや10年後システム開発をしてるかもわからないよね。多分やっているとは思うけど、それがメインではなくなっているのは間違いないんじゃないのかな。ただ技術とかテクニカルな部分を得意としている会社であり続けることは間違いないと思います。

⑥これからの働き方・キャリアビジョン

企業カルチャーを次世代社員に伝えていく

デリバリーコンサルティングのいいところは意志の疎通が取りやすい環境で風通しがいいところだと思っています。規模が大きくなっていくことでいまのいいところとか理念が人が増えていくことで薄まってしまうことがないように、会社の考えを理解して今後入ってきた人たちにもそれを伝えていくような役目になれたらいいなと思っています。

そういう役割の人は絶対必要だね。Kさんは?

今年評価面談でDさんに「チームとして高いパフォーマンスを発揮できるようにしなさい」と言ってもらってて。その言葉がすごく自分に刺さったんですよね。いいチーム作りが出来る人間になりたいなと思って。「行動指針(デリバリーフィロソフィー)」や独自の方法論である「デリバリーアプローチ」とかいいものを正しく伝えられる人間になっていきたいなと思っています。

これからの時代でのIT企業の在り方とは

僕は最初入社した時に想像していた、「黙々とモノを作ってればいい」っていうイメージとは違うんだなって肌感として実感しています。なんかITだからこそっということは意外と少なくて、「いますごい社会貢献してる」って思えることって何でもいいなと思ったりしていて、今後どうしたもんかなと考えています。

なるほどね。でもT・YのいるところってDXを支援する上でのシステム構築の根幹となる部分で、モノづくりの中心になるところかなと思うんだけど。それでも思ってたのとは違うんだ?

そうですね。モノよりも、モノを活用する仕組み自体が大切だなと思ってて、便利なモノを使うための下地作りは絶対必要じゃないですか。現状(Microsoft365,ワークフローなどを管理するツールの活用を推し進めている)会社の中を見渡すとITで解決するよりは人の意識とか会社の文化っていうのが変わっていかなきゃいけない局面なんだなっていうのをすごく感じていて。そんなことを考えていると、元々「黙々とモノを作っていればいい」と思っていた自分としては、社会人としてこれからどうやって生きていこうかなって思ったりしますね。

いま「社会貢献」っていうワードが出たけどさ、いつもそこを考えながら仕事しているの?

普段から「いまめっちゃ社会貢献してる」とか、そんなことはないですよ(笑)自分の仕事が、こんなところに役立ってるなとか社会的に影響を与えられてるなっていうところが感じられるかどうかという点だと思っています。10年前だと会社にIT入れて、効率化しようっていう流れが多かったのかなと思うんですけど、いまインフラとしてITが整ってきているので、そこまでIT企業ならではっていうのはないのかなと思ってますね。

いまのT・Yさんの発言ってさ、DXそのものなんだよね。一般的にデジタル化やITを一定水準までみんなが使うようになってきて、企業とか会社とかが、じゃあ自分たちがどんな価値を社会に訴求していって、事業を大きくしていかなきゃいけないんだっけ、ってことを考えたときに具体的にどういうバリューを社会に訴求するかってところだよね。だからT・Yさんはいますごいことを考えてるなあと思ったよ。

T・KさんとM・Sさんは入社したばかりなのでちょっと難しいかもしれないけど、現状をどう思ってる?

選択肢が多いのは、多様なキャリアパスが実現できるデリバリーコンサルティングならでは

いまはまだそこまで深く考えられていないんですけど、今までの自分の性格や経験を振り返ると、ガリガリ現場でやっていくよりは、管理よりのことの方が向いてるかなとは思いますね。もちろん現場のことも理解しないといけないのでそこも頑張りたいと思っています。
あとは今後もっとITが普及していく中で、ちゃんと人の温かさが感じられるようなモノづくりをしていきたいなと思ってます。

自分は色んな技術を知った上で、お客さんに提案できるような人になりたいっていうのがキャリアビジョンとしてはっきりとイメージしているところです。
先ほどDさんの今後についてのお話の中で、会社が大きくなるいうことを聞けたので、それだけ提案できるチャンスも増えるっていうことだと思いました。このまま頑張っていこうと素直に思った次第です。

うちの会社は色んなキャリアパスを持った人たちがいるから、自分がどんな先輩みたいになりたいのかっていう中長期的な目標を見つけて、それに向かって1つ1つクリアしていけばいいので、現状それだけ考えられてたら十分じゃないかなと思います。
Fさんはどうですか?

私がいま思っているのは、デリバリーコンサルティングは大きくなろうとしているけれども、今までの良さを無くしたくないなっていうこと。
今後会社が大きくなっても、社員1人1人が会社の形を作っていくっていう風土とか、みんなが会社を少しずつイノベートしていくようなスタンスや意識を持てるように、会社のサービスの形成を担ってもらって、それで会社が成り立っていくのがいいと思っています。自分が会社に影響を与えているっていう実感を持って業務をしてもらえるように尽力していきたいと思ってるし、そういう組織活動がしたいと思ってるよ。

Fさんがそう考えられる理由やきっかけとなったことはあるのでしょうか。

いまDXについての書籍を色々読んでいて。
とある本の中で、「現状も今後も今までと全然違う新しいものが出てきて、それが社会を変えていくことが短いスパンで繰り返されると推測されていて、それでも会社はその中で生き残っていくために、継続的にイノベーションを起こせるような土壌にならないといけない。」って謳っていたんだよね。

なるほど。それが先ほどのお話の裏付けとなっているのですね。

それでデリバリーコンサルティング自体がイノベートし続けられるような会社かしら?って思ったときに、みんなのモチベーションとかを意識改革をしながら、イノベーションし続けるサイクルに乗っからないといけないと思ったわけですよ。私は社員のみんなが意識改革し続けられるような雰囲気作りとか、制度作りを今後もやっていきたいなと思ってます。

めちゃめちゃいい話でした。ありがとうございます。

5 おわりに

 普段の業務の中ではなかなか聞けない話が出来る、貴重な機会となりましたが、社員座談会どうでしたでしょうか。
当社の行動指針であるデリバリーフィロソフィーや、風通しが良い当社の雰囲気が伝わればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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