
この記事でわかること
プロジェクト管理を行うPMやPMO向けに、backlogの使い方や利用例をPMやPMO目線で紹介します。
利用時にPMやPMO目線でよかった機能や使いづらい機能を記載することで、プロジェクト管理を行う時にツール選定になるように紹介します。
目次
・Backlogとは
・Backlogでできること
・Backlog利用時のメリット
・Backlogの活用方法
Backlogとは
課題の設定、進捗の共有、ファイルの管理などを行うことができる
プロジェクト管理ツール。
Backlogでできること
・課題・会議単位でタスク管理
・プロジェクト計画をガントチャートで表現
・課題のタスクごとに担当者・期限を設定し、ステータスを設定可能
・SVNやGitによるソース管理
・Wikiを使った文章管理
・ファイルの共有
上記を組み合わせてプロジェクト管理で発生した課題ごとに課題の
チャンネルを作成し、課題が解決するまで管理することができます。
その課題で作成したファイルや周知したい文章を課題と紐づけて管理
することが可能なため、課題解決後にファイルや文章が必要になった
場合、保存場所が 分からなくなることがありません。
Backlog利用時のメリット
・プロジェクト計画でWBSとして利用できる
Backlogでは課題単位でタスク管理しますが、プロジェクト全体の計画を管理するためのWBSとして利用可能です。作成した計画をガントチャートで表現でき、クラウドサービスのため、サーバーにファイルを共有せずに複数のメンバーで管理可能です。
・プロジェクトメンバー単位で課題確認
複数のプロジェクトを掛け持ちしているメンバーがいる場合、その
メンバー単位で抱えている案件、また案件のタスクを
一覧・ガントチャートで確認できます。
・メンバー作成
複数の会社が関わる案件では、各会社の各メンバーにタスクが発生
します。 その際にBacklogを持ち、プロジェクト管理している会社は
他会社でもメンバーを作成することができます。管理している
プロジェクトに作成したメンバーを追加することが可能なため、Backlogを持っていない会社のメンバーがプロジェクトに参画していてもプロジェクト管理が可能となります。
Backlogの利用例
- Wikiの活用
PMとしてプロジェクトを進めていくにあたり、アサインされた
メンバーがbacklogの使い方をしているとは限らないので、Wikiに使い方や環境情報を 記載することで、PMが都度メンバーに説明
する必要がなく、プロジェクトが運営中に途中参画したメンバーにもWikiの案内をすることで作業効率をあげることができます。
- PGメンバーの進捗管理
プロジェクト単位ではなくメンバー単位で課題を一覧化することが
でき、そのメンバーが持っている作業を確認することができるため、自分が管理しているプロジェクトと管理していないプロジェクト同時にアサインされているメンバーに対して、適切な期間と作業量を
振ることが可能です。
- 自分にアサインされたタスクの通知
自分にタスクがアサインされた場合、また作成した課題チャンネル内で質問が来た場合、backlogを開いてタスクの確認をしなくても、メールで自分にメンションがついた課題やタスクが発生したことを知ることができる。
しかし、メールを見ることができない場合、通知が来ないため注意しなければならない。ポップアップ通知する機能があればより使い勝手がよくなります。
- ソース管理
プロジェクト管理ツールとソースコードを管理するツールが同じとなっているためPMも最新のコードを確認することが可能と
なります。
またPMがソース管理していない状態が発生しにくい環境に
なります。
最後に
ここで紹介したBacklogのメリットや利用例はあくまでも一部利用例
です。
Backlogを用いたプロジェクト管理をする際の一つの参考になれば幸いです。