はじめに
はじめまして、データストラテジー事業部に中途入社したM.Aです。2020年後半に入社し、約半年勤務してきました。
前職ではコロナ禍の一部期間を除きフル出社しており、入社と同時にリモートワークとなりました。最初は不安もありましたが時間とともに解消しました。
特に不安だったコミュニケーション面で大事にしていることを体験を元に書きたいと思います。
目次
- リモートワークで働き方が変わる
- リモートで仕事をすることのメリット・デメリット
- コミュニケーションで大事にしていること
- 参考にしている本
- まとめ
1.リモートワークで働き方が変わる
タイトルに掲げておいて何なのですが、私は「働き方改革」という言葉にはあまり実感がありませんでした。実際にリモートでの業務を行った結果、仕事の本質は変わりませんが、そこに至る道筋が変わる印象です。いくつか例を挙げると以下のような形です。
- 顔を合わせての仕事が、コミュニケーションツールを通した連絡がメインになった
- 仕事の様子が見られないため、アウトプットを重視するスタイルに変化した
- 環境面でのオンオフの切り替えが曖昧になった
2.リモートで仕事をすることのメリット・デメリット
リモートワークを導入した組織・個人には様々な変化があり、メリット・デメリットと言っても一概に語られない部分があるかと思いますが、私が感じた部分は以下の通りです。
(後段のコミュニケーション部分が本稿の趣旨であるため、メリット・デメリットは概要程度に記載します)
メリット
- 出社時間や打ち合わせ参加のための移動時間が減少した
- 案件毎のスイッチングコストが減少した
- 案件外の問い合わせが減少し、業務に集中出来る時間が増えた
デメリット
- 休みを取るタイミングが難しくなった(休憩・休暇)
- 雑談が減った
- (特に依頼をする場合に)本人の状況が分からなくなった
3.コミュニケーションで大事にしていること
仕事のしかたが変わると同時に、コミュニケーションのスタイルも変化しているものと感じています。主に私(実務者)目線で大事にしていることは以下3点となります。管理者目線では見えていない部分もあり、別ブログ記事でどなたか記載してもらえたら嬉しいです。
- 相手(自分)の状況は誰にも分からない前提で話す
「少し顔を合わせれば分かることでもリモートでは分からないこと」というのは思いのほか沢山あります。現在抱えているタスクの重さに無理がないことや、話し方が厳しくなっていないかを気にしながら進めています。
同時に、自分自身の状況も相手には伝わらないため、分からないことを前提として話をするよう気をつけています。 - タスクの切り分けをより精緻に行う必要がある
リモートに限らない話でもあるのですが、「ふわっとしたタスク」は出来るだけ話し合いの場で具体的なアクションにつなげることをこれまで以上に心がけています。
不明瞭なタスクを与えられると当人も困惑するし、姿が見えないと精神的にも追い込まれやすいように思います。 - 雑談するクセをつける
雑談は安心感の醸成に繋がります。日々の小さなことでも、話してみると良いことも沢山あります。
仕組みとして組み込めてはいませんが、Good&Newや何らかの活性化につながる動きは適度に行ってみると良いと思っています。
4.参考にしている本
ハヤカワ文庫より「リモートワークの達人」 という書籍が発売されています。(著:ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン、翻訳:高橋 璃子)
技術は既にそろっているのだから、心配することはなくリモートワークしよう!と私のことを後押ししてくれた本です。まだまだ達人には程遠いですが、折に触れて読み返しながら日々の業務に取り掛かりたいと思います。
5.まとめ
リモートワークを行う上でのメリット・デメリットを抑えた上で、コミュニケーション面で大事にしていることを書きました。
働き方が大きく変わるため、今後も適応し続けたいと考えています。
また、コミュニケーション以外の部分でも変化ががありました。次回は利用しているネット環境や、デバイスなどの面からも考察してみたいと思います。